月光荘ファルベ オープン!

~アートのオープンキッチン化への挑戦~

月光荘は2020年コロナ禍の真っ只中、埼玉にある絵の具工場の全面リノベーションに着手。2021年6月23日、構想から2年の時間をかけて、まったく新しい形のアートの劇場型複合施設が誕生しました。その名は月光荘ファルベ。月光荘の新しい取り組みは、アートのオープンキッチン化です。

絵の具工場はアートの一次産業、言わばアートの畑です。ここで採れたての農作物(絵の具)を、併設の調理場(アトリエ)でシェフ(絵描き)が調理して、レストラン(ギャラリー)にお出しする。

その一連の流れをすべてエンターテイメントの切り口で見える化して、近隣にお住まいの方々と共に楽しめたらどんなにステキなことだろうと、工場再生をスタートさせました。

通りに面した1Fでは、美しい絵の具を原料から製造していく絵の具職人の手仕事をガラス越しに眺めつつ、カフェバーで一服。週末には生演奏や落語、漫才などを楽しめる小さなステージ付きの演芸場にも。

ご家族で練りたての絵の具を好きなだけ使って自由にお絵描きしたり、また3Fではプロのアーティストが一定期間生活しながら広々としたアトリエで作品制作が可能に。

運が良ければお絵描き中に、アトリエにいるアーティストからアドバイスをもらえるかも知れません。上質なアート体験を、遊びながら暮らしに取り込める空間を目指します。


蕎麦屋で蕎麦打ってるのを見ながらすする蕎麦って、説得力ありますよね。バーテンダーも自前の畑でカクテル用のハーブを自ら育てる時代。月光荘ファルベでは農家に行って畑で土いじりするのと同じように、アート畑で脳みそを泥だらけにしながら、編集されたものや作為的なものより、ライブ感ある原料からの骨太なストーリーをご紹介していければと思っています。

住所:〒354-0043 埼玉県入間郡三芳町竹間沢324−6

電話:049 259 4116

最寄駅:東武東上線 みずほ台駅より徒歩15分ほど。タクシーで5分ほど。


※施設名称「ファルベ FARBE 」とは

その昔ヨーロッパでは、貴族たちが狩猟をする際「コルノ・ダ・カッチャ」と呼ばれる角笛を吹いて、暗い森の中で仲間たちと連絡を取り合いました。クルッと回った管をもち、肩にかけて持ち運べるその角笛(ホーン)は、時を経て現在のナチュラルホルンとなりました。

おーいと呼べばおーいのこだま。月光荘のトレードマークである「友を呼ぶホルン」に込められたのも、大切な仲間への呼びかけのメッセージ。

背景となった文化への敬意を込めて、リニューアルされた月光荘埼玉工場を、ドイツ語で「色」という意味のFARBE(ファルベ)と名付けました。

施設の機能である
Factory(工場)、Atelier(アトリエ)、Residence(住まい)、Bar(酒場)、Entertainment(演芸)の頭文字を繋げると、これまた偶然にもFARBE。

まさに名は体を表す、必然性のある名称となりました。