Gekkoso Makes Maker’s

作品を作るのはアーティスト。
アーティストと共に、
文化を創るのが月光荘。

月光荘は風景です。国産の上質な絵の具が無くて絵描きが困っているという多数の声を受けて、与謝野晶子さんのサロンから月光荘は産声を上げ、顔料の製造に着手し、日本初の純国産絵の具を誕生させました。顧客は国内はもとより、マッカーサー元帥からインドのシッキム王侯まで世界中に広がりました。

存在の是非は歴史家にお任せするとして、いわゆる戦争絵画と呼ばれる国内の作品は、ほぼすべて月光荘絵の具で描かれています。猪熊弦一郎による上野駅の大壁画には、いまでも月光荘の油絵の具の輝きをみることができます。Beatlesの4人が来日時にホテルの部屋で描いた作品も、やはり月光荘の絵の具が使われました。

猪熊弦一郎と月光荘創業者による共同デザインで月光荘スケッチブックが誕生し、松下幸之助の助言で、ウス点ブックが生まれました。いわさきちひろやアラーキーの愛称で知られる荒木経惟が愛用したホルンマークのスケッチブックを、小脇に抱えて銀座を歩くことが最先端の時代もありました。

月光荘は常に風景と共にあります。今でも月光荘には未来を拓くアーティストが足を運び、銀座のビルの屋上にあるサロンでは毎晩生演奏が流れ、今を生きる絵描きが作品を世に問い、魅力と活力溢れる方々が集っています。

日本の美意識の裏側で、月の光のようにひっそりと道を照らし、画材を通じて生き方そのものを提案し続けてきました。アーティストと共に文化を創る。それが月光荘です。